子供の頃、“街”へ出かけるとなると、ワクワクが止まらなかったあゆ姫です。
今の時代、“街”へ行くことは、一大イベントということもなく、服装も普段と変わらないラフなスタイルで行きますが、私が子供の頃は“街”へ買い物に行くとなると、おめかし用の洋服を着せられ、すごく特別感があったように感じます。
今回はそんな幼少期を思い出すような、レトロな喫茶店へ訪問してきました。
『ラフタイム』
場所は…元『寿屋』のすぐ隣。
※現、三年坂の『蔦屋書店』の隣です。
『寿屋』を知らない人が増えてきていることでしょう。
でも、あえて『寿屋の隣!』と言いたい。
いらっしゃいませこんにちは!あなたの町の寿屋!
熊本では、昭和の象徴ではないでしょうか。
寿屋があった時代を思い出すような喫茶店です。
寿屋が営業している頃からある、『七福屋』という衣料品店横の階段を降りて行くと…
ノスタルジックな時間が流れる、レトロな空間が広がっています。
店内にいる人の大半が、喫煙者。
これぞ、近年見ることがなくなった昭和の喫茶店光景。
このご時世、行き場を失っている愛煙家にとって、すごく安らぎの空間になっている様子。
タバコが苦手な人は“アウト~!”な空間。
ただ、タバコが苦手な人は今の時代、いくらでも行き場はあるので…この空間で、そんな野暮な話はタブーです。
店内には静かな音楽が流れ、時折「リーンリーン」と懐かしい音が鳴る。
ピンクの電話が現役で活躍しています。
演出で作り出された昭和の空間ではなく、昭和から続く真のレトロ空間。
ザ・喫茶店!で飲むコーヒーがとても落ち着きます。
この空間が妙に気に入ってしまった私は、すぐにランチに再訪問。
メニューはシンプルな喫茶メニュー。
日替わりランチも準備されているようです。
注文した料理は、喫茶店の定番!
『ナポリタンスパゲッティ(650円税込)』
雰囲気に酔いしれることが好きな私は、この空間でナポリタンを食べよう!とやってきたのです。
登場したナポリタンに興奮。
良い意味で洒落っけのない、これぞスパゲッティ!
具材は、マッシュルームとベーコン、玉ねぎとピーマン。
ケチャップ感がたっぷりの、昔懐かしいナポリタンがシンプルに旨い!
ナポリタンに付いてくる汁物は、スープではなく味噌汁。
昭和の喫茶店の雰囲気が、セットにも残っています。
食後には、セット注文したコーヒーを飲みながらゆっくり。
この空間で飲む、昔ながらのクリームソーダやコーヒーフロートも気になるなぁ…なんてことを考えつつ、レトロなひと時を過ごすことができました。
階段を降りると昭和の時代へタイムスリップする、昔ながらの喫茶店『ラフタイム』。
ぜひ、行ってみてください。
【ラフタイム】
住所:熊本県熊本市中央区安政町1-5
(赤坂ビル地下1階)
電話:096-356-8077
営業時間:10:00~21:00
定休日:なし
Yahoo!エキスパート公開日:2022.06.08
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