食べ物に関するブログを書き続けて10数年。
1番致命的なことは、偏食の多さ!あゆ姫です。
そんな私も、ようやく人より遅れ少しだけオトナになってきたのか、近年はいろいろな食材や味が美味しいと思うようになりました。
今回は、また1つ新しい世界に飛び込み、美味しい料理を知ったので紹介します。
トルコ食堂『タマム』
2021年6月にOPENしたお店でちょうど1周年。
トルコに長年住んでいた店主が作る、トルコ料理専門店とのこと。
熊本県庁のすぐ近くで、県庁通りから少し入った場所にあります。
ランチのお誘いをもらい「トルコ料理って大丈夫?」と聞かれましたが、近年まで“わからない料理には手を出さない”で生きてきた私は、トルコ料理というものがどんなものかを知らない。
思い浮かぶのは、のび~るトルコアイス位!と思ったら、近年よく聞くケバブもトルコ料理なんですね。ケバブは食べたことある!
でも、近年食べられる食材も味もジャンルも全てにおいて、かなり増えた!と過信している私は、チラっとお店の情報を調べ、なんだか美味しそう!と新しい世界に飛び込んでみることに♪
アンティーク調の家具やテーブル、おしゃれなカウンターが素敵な店内。
現地から仕入れたトルコの雑貨や、トルコの伝統工芸、『オヤ』のアクセサリーも販売されています。
ランチメニューは、ワンプレートランチのみ。
本日のメインが2種類あり、どちらか1つとスープ・サラダ・ピラフ・チャイ(紅茶)がセットで1,000円(税込)
+300円でメイン2種類のあいがけができるほか、『シボラボレイ』という山羊の白チーズ春巻きや『マントゥ』というヨーグルトとミントのニンニクパスタを各種100円でトッピングも可能。
《メイン》
※メインは週替わり
- ムサカ(茄子とひき肉の煮込み)
- ギュヴェッチ(チキンとズッキーニの煮込み)
どの料理も初めて聞く料理なので気になり、今回はトッピングも含む全盛り(1,500円税込)で注文。
テーブルには、おしゃれな銀のお皿がセッティングされていて、この銀のお皿の上に料理が運ばれてきます。
このお皿の上に、更に料理が入ったお皿が置かれるので、おぼんとかランチョンマット的な役割をしているようですね。
食通の人たちからすると、フレンチでフィンガーボールのお水を飲むというような勘違いに相当するかもしれませんが…お皿の説明を聞き、私は直接料理が乗ると思いました(笑)
まずは、スープ。
『ヤイラ・チョルバス』
ヨーグルトとミントのスープ。
スープにヨーグルトって斬新!と驚きましたが、ヨーグルト発祥の地と言われているトルコでは、いろいろな料理にヨーグルトが使われているそうで、この『ヤイラ・チョルバス』は、トルコでよく飲まれている家庭料理のスープなんだとか。
たっぷりの米(もち麦)も入っているとのことで、私の中では全く想像がつかない味。
正直急に「私…食べられる?」と不安がよぎりましたが、1口食べて驚き!
何だこれ!旨い。
ヨーグルトのほどよい酸味。
すごく爽やか!
この爽やかさは、ミントからくるものなのか?
それでいてトロっとしていて温かい。
すごく不思議な感覚!
紛れもなく初めて食べる味のスープだったのですが、クセになりそう。
最初のスープから衝撃を受けましたが、メインのワンプレートが登場。
あいがけを注文したので、メイン2種類とも食べることができます。
ムサカ(茄子とひき肉の煮込み)
ギュヴェッチ(チキンとズッキーニの煮込み)
ギュ…ギュヴェ…ギュヴェッチ…噛みそうになる(笑)
ムサカの方は、スパイスが効いていてピリッと辛く、ギュヴェッチの方はトマト煮込みのような感じ。
2種類のメインの間には、ピラフ(パスタ入りのご飯)と、酸味があるニンジンのドレッシングが美味しいサラダ。
ピラフの横に添えられているのは、トッピングで追加した山羊の白チーズ春巻き『シボラボレイ』
サラダの横にあるマカロニサラダのような料理が、『マントゥ』というヨーグルトとミントのニンニクパスタ。
どの料理もとっても美味しく、見た目以上にボリュームがありお腹いっぱい!
後半は、いくつかの料理や全ての料理を混ぜて食べるのも、美味しい味変が楽しめ、おすすめの食べ方とのこと。
本格的なトルコ料理、初体験の私はそれぞれの料理を別々に食べましたが、次は食事後半の混ぜ混ぜにもチャレンジしてみたいです♪
食後はチャイで、ほっと一息。
初めて食べるトルコ料理の数々、新しい世界が一気に広がる、美味しい素敵なランチができました。
トルコ料理が好きな人はもちろん、トルコ料理をまだ食べたことがない人も、新しい世界へ飛び込んでみませんか。
【トルコ食堂タマム】
住所:熊本県熊本市中央区水前寺6-24-1
電話:096-382-6333
営業時間:ランチ11:00~15:00
ディナー18:00~22:30(金・土限定)
定休日:日曜日
Yahoo!エキスパート公開日:2022.06.26
記事の公開から月日が経過していますので、最新の情報等はお店のSNSなどでご確認ください。